
ご利用者の成長を見守ることに、やりがいを感じています
福島育成園(通所)支援員S・Mさん
2023年入職
PROFILE
福祉系の大学を卒業後、入所の障がい者支援施設に11年間勤務。その後、2023年に大阪市手をつなぐ育成会へ入職しました。現在はご利用者一人ひとりとの時間を大切にしながら、日々の業務に取り組んでいます。休日は、行ったことのない地域を散策したり、お酒を楽しんだりしてリフレッシュしています。






入職のきっかけは?
大学時代の実習先が大阪市手をつなぐ育成会でした。そこでご利用者とコミュニケーションを取る楽しさを教えてもらった経験があり、卒業後は別の障がい者支援施設で働いていました。コロナ禍をきっかけに一度退職し、1年間のリフレッシュ期間を経て、人と関わる仕事の魅力に改めて気づき、大阪市手をつなぐ育成会への入職を決めました。
インタビュー
INTERVIEW

支援の楽しさを教えてもらった場所に帰ってきました。
福祉系の大学に進学した当初は、明確な目標があったわけではなく、理由も漠然としていました。しかし、在学中の実習で偶然にも大阪市手をつなぐ育成会にお世話になったことが、私にとって大きな転機となりました。実習のはじめは、ご利用者とのコミュニケーションに戸惑うことも多くありましたが、職員の方々からアドバイスをいただきながら関わっていくうちに、支援の楽しさややりがいを実感できるようになりました。大学卒業後は別の福祉施設に就職し、11年間勤務しました。コロナ禍によるイレギュラーな対応や人手不足の影響もあり、少し立ち止まって自分の働き方を見直すことにしました。その後は別の分野の仕事も経験しましたが、改めて人と関わる仕事が自分には合っていると強く感じ、大阪市手をつなぐ育成会で再び福祉の仕事に挑戦することを決めました。

オンとオフを切り替え、良い関係性を築くことを大切にしています。
前職でのコロナ禍を機に、自分のメンタルの調整を最優先に考えるようになりました。施設の外では自分の時間を大切にし、仕事とプライベートの切り替えをしっかり意識しています。そのおかげで、ご利用者との一対一の時間を楽しむことができ、また職員同士も積極的に関わることで良好な関係を築けるよう心がけています。また、季節のイベントがある時期には、1ヵ月前から準備に取り組み、職員全員で協力して進めています。ご利用者が喜び楽しんでいる姿を見ると、自分たちの努力が報われたと感じ、大きなやりがいを得ています。

これまでの経験から得たことを、後輩に伝えていきたい。
仕事を通じて、以前よりも柔軟な考え方ができるようになったと感じています。職員それぞれが異なる性格や価値観を持っているため、自分の考えに固執せず、周囲の意見に耳を傾けながら調整していく力が身につきました。今後は、指導できる人になりたいと考えています。これまで乗り越えてきた問題や、自分なりのメンタル調整の方法を後輩に伝え、支えになりたいと思っています。教える際には、自分の意見を押し付けることなく、注意するときは理由をしっかり聞くなど、一人ひとりの性格に合わせた対応を心がけています。また、決断力や明るさ、分析力に優れた先輩方を見習いながら、日々成長を目指しています。
一日の流れ
ONE DAY
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9:00
出勤・朝礼・登園受け入れ
職員全体で一日の業務を確認、ご利用者登園の受け入れ、ご利用者の体調の把握。
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10:00
作業開始
ご利用者それぞれに合った作業の提供と見守り。
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12:00
昼休憩
配膳や食事などを介助。スタッフも交代で休憩。
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13:00
作業再開
この後のご利用者の帰宅に合わせて、着替えなどを介助。
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15:45
ご利用者帰宅
ご利用者のスムーズな帰宅をサポート。
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16:00
終礼
一日の中で問題点がなかったか、スタッフ間でコミュニケーションを取りながら確認。
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17:45
退勤
翌日の仕事の準備をして退勤。


